西の魔女が死んだ
さるきちは、魔女になりますっ。 ![]()
さてさて、
現在劇場公開もされている「西の魔女が死んだ」。
さるきち、この手の小説、好き。
自然の描写が優しく美しくって、
読むだけで、柔らかな風や
草木の匂いや穏やかな日差しや
生命の息吹を全身で感じているような、
そんな幸せな陶酔を味わえます。
そしてまた、
おばあちゃんの作る料理が美味しそうなんだ、 これが。 ![]()
サンドイッチやスープ、お粥、
そして野いちごのジャム。
質素なんだけど、
庭で取れた野菜や鶏の生みたての卵を使っててね、
自然の恵みってきっと美味しいんだろうなあと思いました。
さるきちのおじいちゃんが栽培してる
トマトやキュウリは不格好だったけど
甘くて美味しかったもんなあ。 ![]()
物語は中学生のまいが
登校拒否になるところから始まる。
そして自然の中でひとり暮らしている
おばあちゃんのうちに下宿することになるのね。
このおばあちゃん、イギリス人です。
そのせいもあるのかな、
話し方が丁寧で褒め上手。
「誇りに思う孫ですよ」なーんて
本人前になかなか言えないわよね。
そのおばあちゃんね、実は魔女なんだ。
そしてまいは魔女修行をすることになるのです。
「早寝早起き、食事をしっかりとり、よく運動」
この規則正しい生活が精神、すなわち、
意志の力を強くするとおばあちゃんはいいます。
あれれ。
それって、さるきちがめざしてることじゃない。 ![]()
摂食障害の治療にも通じるじゃない。
そう、さるきちは思ったんです。
いつの間にか、
さるきちは魔女になる修行をしていたのですっっ。
その前に魔女ってなんだろう、
という話になるのですが、
これから本をや映画に触れるヒトも
いるでしょうから、今は語りません。
そういえば、
村上春樹も規則正しい生活をしているのよね。
朝は早く起きて仕事を片付け、
午後はのんびり余暇を楽しむ。
食事には山盛りのサラダ、
そしてご存じマラソン。
嗚呼、さるきちもそんな生活に身を投じたい… ![]()
映画もきっと素敵だと思います。
原作がどう視覚化されているのか、楽しみ。
さるきちはね、本から入るヒトなのです。
本を読むとき、ヒトって
文章から情景を想像してるのよね。
それはヒトそれぞれなわけです。
一方、一度映像を先に見てしまうと、
それが頭の中に残っちゃう。
イメージが固定化されてしまう。
だから、さるきちはもったいない気がするんですよね。 ![]()
もちろん、どちらがいいのか
白黒つけたいわけじゃないんですよ。
また、スターウォーズとかインディのような
アクション系の作品はあまり読まないんですけどね。
歪んだ社会にまっすぐ立とうとして
重圧を受けてしまった女の子、それがまい。
摂食障害やうつ病を患っているさるきちたちも、
似てるといえるかもしれません。
素直で純粋で繊細だからこそ、
“おかしな社会”に適応できないくなっちゃったのかもね。
なーんて、美化しすぎだっちゅーの、ハハ。
いろんなハプニングでココロにさざ波が立つも、
おばあちゃんとのやりとりの中で
「生」を学び成長していくまいの姿には
懐古の念と共感を抱くことができるでしょう。
そして読み終わった後は
ココロがほんわかあったかくなる、そんな一冊です。
☆おススメ品☆
おばあちゃんの手作りジャムには劣るかもしれないケド。
リーガロイヤルのジャムは
まるで果実を食べているかのよう。
ブルーベリーがごてごて入ってます。美味し。
ぽちっとお願いします
theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
genre : 心と身体





















