ヘアスプレー

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Oh-Oh-Oh〜♪

の陽気なハミングで始まる
このミュージカル映画、「ヘアスプレー」。

キーが高くてよく通る声。
ややアニメっぽい
主人公、トレーシーの一声に、

さるきちは先ず惹きつけられちゃって。

ココロがうきうき、
弾むのを感じたんだ。 きゃぴ


トレーシーは
ぽっちゃり型の高校生。

ボルチモアの街のローカル番組、
「コーニー・コリンズ・ショー」が大好きで、

テレビの前で
黄色い声援をあげながら

ダンサーに合わせ
腰をふりふり。


いや、彼女ね、
かなり踊れるのですよ。うーん 

いわば、アメリカ版渡辺直美。


そんなトレーシーが
そのダンス番組のレギュラーを
募集していることを知った!

反対する母親を言い伏せ、
いざオーディション会場へ!

さてさて、彼女は採用されるのかあ?!


コテコテの学園モノ、

美人のライバルがいて、
ハプニングがあって、
それを乗り越えて、
最後はハッピー♪

なーんて、

本作品も大筋はそうなんだけど、

でもね、

黒人差別や体型に対する差別
をストレートに描いていたり。

ジョン・トラボルタが
なぜか母親を演じていたり。

そしてね、

トレーシー。


彼女は、テレビで踊っているような
八等身で痩せてる女性じゃなくって、

ぽっちゃり、、太めの女の子。

顔はまんまるだし、
背だって高くないしね。


コンプレックスの塊


そんな演出かと思いきや、

いやいや、
常にポジティブっ。 イエイ


なのです。

明るくて、行動力あって。

社会の偏見にとらわれず、
信念を貫く強さも持ってる。 
 すっごく魅力的な娘なの。 エヘ

そのまっすぐな姿勢には
圧倒されてしまうほど。


現実世界ではさ、

体型って気になるでしょう。

さるきちだって、
なんていったって
やはり痩せた身体でいたいのだ。

嘔吐がやめられないのも
それが一因さ。


だから、
太めの女の子、
トレーシーがハッピーエンドを迎えるのも、


「どーせ、映画の中の話でしょ」けっ 


なーんて、
冷めた目で見ちゃいそうなものだけど、

そうじゃないんだ。

すごく自然に描いてて、
嫌味がなくてね。

ダイエットのシーンなんてない。
体型について悩むシーンもない。


彼女はただ懸命に“生き”てる。
 
自分の感情に素直に従ってる。


この映画の魅力は
彼女が担っていると
断言していい。


ねえ、

ヒトを惹きつける力って、
体型はまったく関係ないのだよ。

逆をいえば、

どんなに痩せて、
素晴らしいプロポーションを持とうとも
内面に輝くモノがなければ、

ヒトとして魅力がないのだよ。


内にあるエネルギー。

それは、きっと誰もが持っているはず。

きっと、さるきちだって…



さて、とはいえど、

脇役も充実してる。


母親エドナは
太めの体型を気にして家にひきこもる
内向的な女性。

さるきちはね、

この作品を観る前は

落ち込む娘を励ます
太っ腹の母親

だと思っていたのね。

なんていったって、
特殊メイクまで施した
ジョン・トラボルタだし。

でも、それが、そうじゃないんだな。


「サタデー・ナイト・フィーバー」に「トレーシー」。

パンタロンのイケイケ姿で
一世を風靡したJ.Tが

「無理よ、私にはできないわ」

なーんて
弱々しく尻ごむ様は
なんだか二やけてしまう。 にやり

「男の気持ちがわかるのよ」

なーんてセリフには、
ほんと笑えちゃう。


さらに、

トレーシーが憧れる男性、ニッキーは、
「ハイスクールミュージカル」で人気の
Zack Efron(ザック・エフロン)。

そんな豪華なキャストも見物です。


パワーをもらえる映画。
おススメです。
是非、さるきちと一緒に
テレビの前で腰をふりふりしましょ。 ハート


もともとの映画から、
ミュージカルに生まれ変わり、

さらにミュージカルの映画版と変容を遂げた作品。

そういえば、今年ブロードウェイの
ヘアスプレーが日本に上陸するとか、
いつぞやの新聞にありましたね。

要チェックっ。 

☆おススメ品☆

サウンドトラックも要チェック♪
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tag : ヘアスプレー ミュージカル 渡辺直美 ダンス 差別 ダイエット 嘔吐 ジョン・トラボルタ ハイスクール・ミュージカル ザック・エフロン

ミス・サイゴン

ミス・サイゴン
本田美奈子 日本公演オリジナル・キャスト
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ヒトは夢を失ったとき、
死に一歩近づくんじゃなかろうか



さて、

博多に「ミス・サイゴン」がやってきて
2ヵ月経ち、さるきちも
2度観にいって参りました。

もちろん、
クリス役は井上芳雄くんです。くふ。
でへへ2 


時はベトナム戦争。

ホーチミン。
かつての名は、サイゴン。

娼婦の店を営む、
「エンジニア」

この舞台の主役です。


彼はとってもお調子モノで、
弱いモノを巧みに操っては
権力者にはしっぽをふりふり。

ココロの中は野心でいっぱい。


アメリカン・ドリーム。


サイゴンでの貧乏暮らしとはおさらば。
アメリカに渡って、金持ちになるのだ。

俺にはそれだけの才能がある!


そして、

米軍相手に商売している女たちも
そんな夢を同じように抱いていた。


アメリカン・ドリーム。


大きな家に車。
何不自由ない暮らし。

幸せな、家庭。


家族を戦火に失い、
エンジニアに雇われることになった、

少女、キム。


彼女も夢があるから、
生きてきた。生きてこれた。



さて一方で、

米軍のクリスは、
凄まじく悲惨な戦場をなんとか生き抜き、

誇りを持って帰国したのに
国の人々からは冷たい視線を浴びる。

そして居場所を失い、
ベトナムに舞い戻ってきた。


彼に残されたのは、

絶望感と虚無感だけ。


そんなクリスとキムが、

ある晩、出会ってしまうのだった。



ミス・サイゴンは単なる
悲劇的なラブ・ストーリーっていうんじゃない。

戦争や人種差別、格差社会、、、
そんな深く重い問題を含んでいる。

さるきちなんぞに語りつくせません。
すごい作品だと、思う。

米国のサブ・プライムに端を発し、
世界不況に陥った今日を思えば、

アメリカン・ドリーム

という言葉さえ、
皮肉にも聞こえたりしてね。


キムやエンジニアが

生きる希望として抱いていた夢は、

泡だったのだ。


でも、そんな事実を
もちろん彼らは知らない。

エンジニアの夢を追う
姿勢にはスゴイものがあってね、

地を這いつくばり、
藁にもしがみつき、
媚びへつらい、

コスイ。


でもね、

夢を追いかけるって
そのぐらい必死になるものなんだろうなあって

さるきちは思ったのでした。


ちっちゃくても、
おっきくても、



を持つって大切なんじゃないかなあって

思ったのでした。



話の中で、何度か、
エンジニアが相手に
右手を差し伸べる瞬間があります。

一瞬、時間が止まったような。

印象的な場面。


それが、

彼らの人生の分岐点であり、
夢のかけ渡しとなっています。


さるきちは、

はっ

と息をのみ、
どきんどきんする胸をおさえながら
彼らの行先を凝視してる。

そして、

さるきち号泣の中、
幕が閉まるのでした。だーっ(泣)


ちなみに、、

さるきちにとってのベストメンバーは、

エンジニアに筧利夫、
キムは笹本玲奈、

可能であるならば、
本田美奈子。

クリスはいわずもがな。



さるきちにもね、夢があるの。

少しずつでも、

時々立ち止まってでも、いいや。


近づけたらいいのに。

どうか、泡となって消えてしまいませんように。ハート 


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アルデールまたは聖女

 aldele 

 

アルデール。


タイトルになっているというのに、
彼女は舞台上には一度も現れない。


聖女 

それがいったい何を意味するのか


物語が進むにつれ、
次は何が起こるのか、
その展開にハラハラしながら観た、

というのが率直な感想。

時折観られる喜劇の部分が、
この作品のスリルを
より強調しているともいえよう。


劇団四季、旗揚げの作品。
フランスのジャン・アヌイ原作。

「アルデールまたは聖女」

ミュージカルではなく、
ストレートの演劇です。

55年ぶりに再演、
しかも期間限定とあって

さるきち東京まで観劇に
行って参りました。


久々の東京のヒトの荒波にもまれ、
なんと駅の構内で迷子になり、
開演に5分ほど遅れてしまいました。 ガーン

その間に実は
アルデールが出演していたりして。

なんちゃって。


さて、

登場人物は、
アルデールの兄である、
将軍レオン。妹のリリアーヌ。
そしてその関係者。

彼らの間には様々な
愛のカタチがある。

不倫、浮気、かつての恋人。
夫婦という名でつながれた愛のない愛。

そして、

彼らが問う、純粋な愛とは。


醜貌であるというアルデールは
長年屋敷にひきこもっていたが、

そんな彼女が40歳を過ぎた今、
恋に落ちた。

話はそこから始まる。

周りの人間は驚き、戸惑い、
彼女らの仲を引き裂こうと模索する。

でもね、

アルデールのことを話しているんだけど、

実は、“愛”という言葉は
それぞれのココロをくすぐっていくのよね。


何がホンモノで、何が偽りの愛なのか。


愛って、なんだろね。

絆になったり、
束縛になったり、
生き甲斐になったりするのよね。

でもカタチはない。

手料理も、
真紅のバラも、
ダイヤモンドの指輪も、、、

それらは愛の証なのか?


愛の定義なんて、できないよ。

何を信じるか、
それはヒトそれぞれでいいのよね、きっと。


ただ、

自分の誤った思い込みで

自分を不幸に導いてしまうとしたら、
それは哀しい。


病気だって、そうなのだ。

薬?
お医者様?
それとも自分だけ?

何を信じるか、
それはヒトそれぞれなのだ。


ちなみに…

さるきちの愛は小指にあります。

くっ

と、赤い糸をひっぱるとね、

ほうら、旦那サマがよろめいた。 くふ。でへへ2 


 
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宝塚星組 ベルサイユのばら外伝 ベルナール編

star 


もしも、ギロチン台に上る日を待つ身であったなら、

もっと「生」を感じることができるのだろうか―



さて、

フランス革命、そして、
「ベルサイユのばら」といえば、

マリーアントワネットにフェルゼン。
オスカル、アンドレ。

この4人にスポットがあてられる。


そう、

彼らは華やかな表舞台に立ち、
人々を先導し、
歴史を動かした人物といえよう。


しかし、


バスチーユからの銃弾を浴び倒れた
あるひとりの男性がいて、

その亡骸に顔をうずめ
泣き叫ぶ妻と子ども。

実は、

歴史を作ったのは、

この妻と子どもなのである。


生き残った者こそが、

歴史を作っているのだ。


先日さるきちが鑑賞した
宝塚星組の「ベルナール編」は、
まさにその象徴。

トップの安蘭けい演じるのは、
新聞記者のベルナール・シャトレ。

彼は一市民として革命に参加し、
激戦の中、妻ロザリーとともに生き残る。


舞台は、ベルナール扮する
盗賊「黒の騎士」がオスカルによって
捕まるところから始まり、

バスチーユの陥落、
そして、ナポレオンの暗殺未遂までを
追ったもの。 


解説じみたセリフが多くて
残念だったのですが、

表舞台の人間がすべて死んで、
物語は終わったかのように見えるのだけど、

実は生き延びたヒトたちが
もがき苦しみながらも、

「生」を全うしたことで、
「イマ」があるのだと、

改めて感じさせてくれたのでした。


ところで、昨晩、
さるきちはまた
やらかしちゃいました。


生きることって、
なんてムツカシイんだろう、と。

どうして、さるきちは
こんなに生きることが
ツライんだろう、と。


でもね、

と、冷静になったさるきちは
思い直す。


生きることとは、

本来ムツカシイものなのだ。


うふふふふ

あはははは


なーんて、
野山を駆ける少年少女のように
「生」を堪能できると思ったら
大間違いで、


もがいて、苦しんで、
勝ち取るものなのだ。


さるきちの
闘病も、
生きづらさも、
何も特別なものじゃないのよね。

そう思えば、
少し楽になれる気がする。



舞台の後半は
「ネオダンディズム」と題したショー。

タップダンスに
デュエットダンス、

フラメンコのような
華やかなダンスがあれば、

モノトーンの衣装に身を包んで
ゴスペル調のダンスがあったり、

そしてフィナーレは

孔雀姿。旗揚げ


濃密な世界なのに、
引き際は潔くて、
それも宝塚の魅力のひとつと
さるきちは思います。


こうした楽しみもあるのだから、
なおさら、生きるツラさも
甘んじないといけないですね。


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ブロードウェイ♪ブロードウェイ

chorusline 

 


仰々しい予告編が終わり、
コーラスラインのオープニングが流れると

テンションは一気にブロードウェイ。 uruuru


カメラはオーディション会場前の
長い長い列をクローズアップしていく。

それは、世界中から集まった、
ブロードウェイ、 それも
コーラスライン再演の舞台に
立つことを夢見る、3000人ものダンサーたちだった。

選ばれるのは、

たったの19人。


そして、いま熾烈なオーディションが始まる―

line

コーラスラインは、

オーディションに集った
ダンサーたちの正直な気持ちを聞き取り
ミュージカルにアレンジしたもの。

原案・振り付け・演出は
マイケル・ベネット。


16年の時を経て
再演が決定し、

この映画は
そのオーディションの様子を
追ったドキュメンタリーなんですね。

まさに、「コーラスライン」そのもの。


映画はテンポよく展開されています。

パンパンパンパン

気持のよい手拍子。

さながら、そのリズムに
合わせるかのよう。


ダンス審査のシーンや、
マイケル・ベネットの映像、
ダンサーたちへのインタビュー、
審査員の審議の様子。

それらが
うまく構成されていて、
臨場感を味わえるのね。


小さい頃からコーラスラインに出ることを
目標に踊り続けてきた女性。

昔の栄光を取り戻したいという女性。

オリジナリティあふれる
ダンスを披露する男性。

豊胸した谷間を強調しながら歌う女性。

ゲイであることを告白する男性。


様々な境遇の彼らだけど、
でも、共通するのは、

そう、

ダンスを愛しているというコト。



身体全体に、

つまり、

ステップしたそのつま先や、
腕を振り上げたその指先までに、

思春期の不安定なココロの内や
リアルな葛藤の様子、

そして何より、踊る喜びが
表現されている。 



ダンサーは鏡に映る自分を見つめ、
自己成長を遂げる


映画の中で、
そう語られていた。


鏡の中の自分は嘘をつかない。


ダンサーは常に、
自分と向き合わざるを得ないのだ。

それって、すごく
パワーの要ることじゃない?

勇気も要るよね。


さるきち、鏡で自分の姿を
見るのって嫌だもの。

目を覆いたくなっちゃうもの。


でもダンサーはそうはいかない。

だからこそ、
美しく舞うことができるのか。


“The dance and the Mirror”

舞台中央でひとり舞う
キャシーの姿を、
さるきちは思い出しました。

ソロのダンスシーン。

華麗でダイナミックなその踊りは、
どこか悲愴感を漂わせながらも、

でも、それさえ凌駕するダンスへの情熱が
身体中から満ち溢れていて、
 
さるきちの目は釘付けとなる。


彼女の三方を囲む鏡は、
彼女のどんな姿をもとらえる。

まるで逃がさんぞとばかりに。


そして彼女は踊るのだ。

自分自身に負けないように。


ダンスは、彼女の人生そのもの。

それが、きっと観るヒトのココロをとらえるのね。


一瞬一瞬に賭け
自分を輝かせるダンサーの姿。

合格の通知に
歓喜の雄たけびをあげる姿。

挫折感を隠しながら
会場を後にする姿。

いつまでも夢は持ち続けたいと語る姿。


そんな純粋でひたむきな彼らの姿に、

涙を流したのは
さるきちだけじゃないわよね。


そして、だからこそ彼らは歌えるのです。

“What I Did for Love”

悔やまない
選んだ道が
どんなにつらく
この日々がむくわれず
過ぎ去ろうと

泣かないわ
好きだからこそ
命燃やした
この日々に口づけして
別れよう

ああ この愛を
胸にいだき
明日を生きよう



コーラスラインを観たことがあるヒトには
絶対におススメの映画です。

舞台への理解、愛着が深まると同時に、


嗚呼、ブロードウェイに行って
もう一度観賞したいっっ
きゃぴ


という衝動に襲われるはず。


さるきちも、ニューヨークに行かねばっ。
もう一度、感動を味わいたい。


☆おススメ品☆

いまのさるきちのBGM。

Chorus Line/O.S.T.
Original Soundtrack
Universal Internation (2005-12-22)
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tag : ブロードウェイ コーラスライン 劇団四季 ミュージカル オーディション ダンス ダンサー

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プロフィール

さるきち

Author:さるきち
摂食障害(過食嘔吐)10年目のさるきち@主婦です。

治したい。でも治りたくない。

さるきちの中の天使と悪魔が
今日も闘っている。。。

ウツ虫くん、虚し虫くんとも仲良し。
趣味はカフェでまったり読書。

ブログのモットーは
ユニーク&ユーモア。
できるだけ笑いをお届けしたいと思っています。

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