過食日記
ううむ。先を越された…
と、さるきち思わずうなってしまった一冊。
でも中身を拝見してみると
さるきちのめざしているモノとは違ってて
ホッととしてる、なんともオコガマシイさるきち。ハハ。
さてさて、この本の著者は
イラストレーターの高橋カオリ氏。
摂食障害の時代を振り返り、
それをマンガで表現しています。
食べるコトがストレス解消法
という序文に始まり、
ダイエットを決意し
やせなきゃと思っているのに
食べるのが止められず、
そのうちに吐くコトを覚え、
さらに“吐き残し”を恐れるあまり
下剤を使うようになり、
ひきこもりがちになる…
嗚呼。
まさに典型的な過食症の姿が
赤裸々に描かれています。
同感も同感。
さるきちそのまんまです。
巻末には
精神科医の山登敬之氏との
対談も載っています。
気になるのは、
Q.どうしたら過食症は治るのか
高橋氏はね、無職になって
ゲームに熱中するようになったら、
「気づいたら食べるの忘れてた!」
なーんて、
過食から離れるコトができたそうです。
ヒトって生きていくには
何かに依存するものなのよね。
それが健全な依存であればいいのです。
高橋氏の場合は
たまたまゲームという依存に移行するコトができたのね。
山登先生曰く、
高橋氏は無職になったことで
他の依存の対象を見つける“ゆとり”が
できたのだといいます。
ゆとりがあってこそ、変化が生まれる
さるきちもね、東京でOLやっていた頃は
朝から夜遅くまで働いて、
その後に過食嘔吐していました。
時間的にも、精神的にも
“ゆとり”がなかったのね。
結婚して退職して、
初めて手にした自由時間。
大好きな読書ができるようになり、
さらに、病気や自分自身に向き合うコトが
できるようになったのだと思います。
そう思うと、
転機ってヒトそれぞれなんだろうな、と思う。
マンガだから読みやすいし、
気軽に手にとるコトができる一冊です。
でもね、さるきち一つだけ
反感を覚えたのは、
吐き方講座
なるコラム。
上手く吐く方法を説いているのです。
吐けない過食症のヒトも多い中、
そして、吐くコトを覚えると病気が長期化するという
危険性を指摘してもいるのに、
なぜ嘔吐を助長させるような
その数ページだけは
さるきち許すまじ
の思いを抱いたのでした。
まあ、悪気はないのだろうけど。。


























