こんなツレでゴメンナサイ
怖いのは、知識がないのに、
「うつ病についてそこそこは知っている」
と思っていたこと
さるきちも然り。 ![]()
この本を読んで、改めて、
うつ病って摩訶不思議、と思うさるきちです。
この本は「ツレうつ」のツレさんの手記。
挿絵はもちろん細川貂々さん。
うつ病を発症するまでのサラリーマン時代のコトから、
病状が悪い時の心情、
そして回復に至るまでの経緯が
丁寧に描かれています。
文章の細部にまで神経が行き届いている印象を
さるきちは受けました。
ツレさんの人柄が窺えますよね。
そして、何より、
ツレさんと貂さんをつなぐ太ーいパイプが
はっきりと見えるのよね。 ![]()
会社での激務、性に合わない立場を背負わされ、
どんどん悪化する身体の症状。
そして、
「死にたい」![]()
会社辞めなきゃ離婚するっ
という貂さんからの最後通告を受け
会社を辞めるんだけど、
布団にもぐりながら悶々と
退職を後悔したり、
将来を案じたり、
自分が怠けモノに思え惨めになったり。
寝て病気を治すのが仕事といいつけられている
安楽な暮らしなのだが、
ともかく毎日を必死で生きていて、
妙に敏感になっているので刺激に弱く、
すぐに必死の糸が切れそうになってしまう
これが、うつ病に苦しむヒトたちの
正直なココロの内なのでしょうね。
ツレさん、当時の日記を参照しているのでしょう、
本人も覚えていない発言やら行動やらも
客観的に語られたりしてて、
それだけうつ病って病気が
ヒトの性格や思考までをも
狂わせる力があるコトを思いしらされます。
何が正しいのか、
自分が間違っているのか、
判断がつけられないし、自信もない。。
一方で、
支える側としても、
全くの知識を持たずして、
対応するのってムツカシイですよね。
この本で紹介されている貂さんの
対応はお手本になるんじゃないでしょうか。
「楽すると怠け癖がつくんじゃないかと心配なんだ
」
「怠けることを悪いことみたいにいってる
キッチリめの考え方がよくないんじゃない?」
「倦怠感が取れないんだ
」
「なんか、超だりぃ〜
って
私なんかいつもそう思うよ」
なーんてね。
自身が「なままけ姫」と称するだけあって、
大きく構えてて、一方で軽く受け流したり。
さるきちも、貂さんを見習いたい。
でもね、
この貂さんはただの「なままけ姫」じゃないんです。
本書では、ツレさんと貂さんの馴れ染めや
「どーすんの?私」の続編ともいえる、
漫画家としてデビューするまでの様子も
語られていてね、
貂さんのマンガに対する執念は
並々ならぬモノがあるのよね。
芯の強さは、そこにあったのだ。 ![]()
時に、家族までを呑み込む力のある、うつ病。
それはまるでダークサイドに引き込む
シスの暗黒卿。
うつ病から回復するというコトは、
元に戻るコトではありません。
前とは別のところにやってくるコトなのです。
今まで知らなかったモノや興味も覚えなかったモノが
向こうから自分のところにやってくる。
そして、
ある日ふと、生きていてよかったと思う
家族一丸となり、
強いフォースで立ち向かっていきたいですね。
☆おススメ品☆
ゾウさんの抱き枕。
ずっと一緒にいようね☆
ぽちっとお願いします
theme : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス
genre : 心と身体
























