あかるく拒食ゲンキに過食〜さるきち眉毛育毛中〜
「なおす必要を感じなくなる本」
と、斉藤学先生が称しているように
治療に直接役に立つ情報が載っているわけではないのですが、
とっても興味深い内容の本。
前半は、東京のNABA(摂食障害者の団体)の
現役過食・拒食症患者との対談、
後半では、斉藤先生と
自身も拒食症を経験し、現在は詩人でもある伊藤比呂美氏との
対談が掲載されています。
伊藤氏はNABAの講演で
「過食・拒食をやめないで。すっごく楽しいと思います」と
発言したそう。
そんな肯定もありなんだ。 ![]()
斉藤先生との対談も、
病気と家族、文化、性の話からオタク論まで、
多岐にとんでいて、
同じ病を経験したからこそ
患者側に立っての話ができるんですよね。
いくつかトピックをご紹介しますと、
なぜ私たちは食べ物なのか
やせた体という衣装
オタクと摂食障害
児童虐待との関係
死の欲望
過食と攻撃性
輝けるベッドインの時代のオナニズム
テレクラというアディクション
過食、拒食が消えるとき
何かに依存したっていいじゃないか
依存という自己主張 etc…
ね、面白そうでしょ。
その中で伊藤氏が、
毛抜きにこだわっていた、と話しているのですが、
実はさるきちもなんです。
さるきち、
な、な、なーんと。
眉毛が一本もありません!
眉尻がないギャルどころじゃあ、ありゃーせん。
何っにもないんです。
嘔吐している最中に、ぶちぶち抜く(むしる?)癖があるのです。
そうして全部なくなってしまいました…
ゲジゲジ眉毛にコンプレックスを持ってたほどなのに。。
化粧を落とすとすっごいマヌケ面です。![]()
これも自己破壊的衝動の一つなんでしょうね。
同じ症状のヒトを、さるきちはこの本で初めて知りました。
他にもニキビしぼりとか、爪噛みとか
病的になってしまうヒトもいるみたいです。
また、さるきちのように嘔吐するヒトは
怒りの感情を言語化できないヒト、とありました。
言葉で「ばかやろーっ!」と言えればいいのですが、
それができず。食べずにはいられなくなる。
摂食障害は
「食べモノ依存」という形をとった自己主張なんですよね。
伊藤氏は拒食時代から詩を書き留めていたそうです。
一人のヒト、一つのコトにのめり込む状態(依存)を
少しずつ拡散していくこと。
それが治療である、と表現しています。
「ばかやろーっ」じゃなくっても、
他の自分が表現できることを見つけていくのが大事なのかもね。
ちなみにさるきちは、日々の読書に加え、
英語の勉強を始めました。
これも摂食障害の治療になると信じて。。
1992年出版で、多少内容が古いかな、とも思ったのですが。
過食嘔吐の裏に潜むさまざまな問題について
考えたいヒトにはおススメの一冊です。
☆おススメ品☆
さるきちはカフェでまったりが好き。
今日もスタバです。
↓はカフェの情報を書き込める手帳♪
ぽちっとお願いします












