「ひとりの時間」を楽しむ本
吉元 由美
三笠書房
売り上げランキング: 223518
三笠書房
売り上げランキング: 223518
さるきちは窓を大きく開け放った。
早朝のちょっぴり冷たい風がやってきて
部屋がきりりとひき締まる。
東の空は明るいぞ。
きっとお天気になるはず。
さるきちその場でばばっとパジャマを脱ぐと、
てけてけと洗面所に駆けていき
洗濯機に3ポイントシュート。
いぇい。
軽快よくタッキーが回り出す横で、
歯磨きして顔を洗う。
寝不足の顔はひどいものだけど、
冷たい水でしゃきっとさせるのだ。
着替えた後はリビングに戻ってデパペペをON。
散乱した本や新聞を片づけて、
昨晩よだれを垂らしたブランケットをたたむ。
リズムにノリながらキッチンに移動し
洗った食器をもとの位置におさめると、
恒例の腰に手をあて朝バナナ。
そうこうするうちにタッキーが止まる。
ぴーぴーぴー
洗濯かごを抱えてベランダに出てごらんよ。
雲一つない青空に
太陽もはりきりモード。

気温はぐんぐん上昇中。
洗いたてのシャツが気持ちよさそに日光浴。
嗚呼、なんて素敵な土曜の朝。
図書館行って、お散歩して、美味しいランチ。
デザートも食べちゃったりして。ふふ。
この上ないデート日よりだよ、
旦那サマー♪
…って、おらんやんけーっっ!!
そう、旦那サマはゴルフコンペ。
早朝、ゴルフバッグを背負う
鼻息荒い旦那サマを
さるきちは笑顔で送り出したのでした。
とほほ。
さて、
前置き長くなりましたが、
この本はまさに今日のさるきちにぴったりの本では?
「ドタキャンされて時間があいちゃった日」や
「思うようにいかない日」、
「ひとりで過ごしにくい日(クリスマスとかね)」
それから「恋人と別れた日」などなど。
そんな日の過ごし方が
具体的に提案されているもの。
ひとり映画やアート散策、アンティーク巡り、
リラックスホテルに優雅なバスタイム。
部屋の模様替えやひとりドライブ、
夜更かし・朝寝坊も解禁、
思いつきで電車に飛び乗ったりしてね。
著者なりの女性らしいアイディア満載の一冊。
先日「孤独と不安のレッスン」をご紹介しましたが、
この本の著者もひとり時間の重要性を説いている一人。
「『自分の問題は自分だけのもので、
自分以外の誰も解決はできない』
と悟った私は自分の孤独を受け入れることができた」
と語っています。
さるきちもそう思うんだ。
さるきちの摂食障害の問題は、
結局のところ、
自分で解決するしかないんですよね。
ただね、解決の糸口を
自分で発見するのってムツカシくて、
だから旦那サマやパンダ先生に助言をもらったり、
本を読んだり、
出会いの場に飛び込んだりする。
そうやって外部からの刺激を受けるコトで
考えていくのだ。
どこから解いていけばいいのかなあって。
孤独は人を強くする。
その強さとは、
何ものにも屈しない強さではなく、
凛とした美しくしなることもできる強さ。
さるきちは、この著者の“しなる”っていう表現が
素敵だな、と思いました。
だって、しなった後は、
びよよ〜ん
って大きくジャンプできるんだよ。
洗濯を終えたさるきちは、
鬱屈しそうなココロを支えながら、
とにかく外に出ました。
そして、陽の光を身体いっぱい浴びました。
自分の身体が光合成しているのを感じます。(そんなバカな)
それから、
バスに乗ってカフェランチに出かけました。
大好きなカウンター席で
BGMに身体をまかせ、ひとり時間を味わう。
ついでに、帆立とブロッコリーのクリームパスタも味わう。
美味し。
過食魔の衝動をおさえつつ、
薬をお水で流し込む。
大丈夫、大丈夫。
これからの予定は何もない。
でも、大丈夫、大丈夫。
日差しの中をぶらぶら歩こう。
何もしない贅沢を味わうのだ。
ひとり時間を満喫できたら、
きっと笑顔で旦那サマを迎えられるはず。
よく晴れた土曜の日。
さるきちはひとりを楽しんだのでした。
ちょっとずつだけど、
これも回復の証。
☆憧れ品☆
おうちでカフェ気分。
いつかやってみたい。。
ぽちっとお願いします













