ふつうがえらい
問題です。
メロンが6個あります。
弟に3個あげました。
さて、残りは何個でしょう??
答えは・・・
5個ですっ。
「誰がメロンを3個も人にくれてやるか」 ![]()
大胆な口調の痛快エッセーの著者は
絵本「100万回生きたネコ」の佐野洋子氏。
苦笑・爆笑・にやけ笑いの
エピソード満載の一冊なんですが、
印象的だったのはね、
指先もおいしいようって言うって話。
マニラの民族料理のレストランに
行ったんですって。
そこでは手づかみで食べるのが正式作法。
丸ごと焼かれたでっかい魚。
それを手でむしる。
指先が脂でネトネト、ギトギト。
カリカリの皮とねっとりとした肉。
「指先が、もう食い物を食い始めている」
おいしいようって指先が言うんだって。
手で魚、もしくはご飯を食べたコトありますか??
さるきちはありません。
せいぜい、調理中にさわるくらいよね。
「指先さえ食えそうな気がする。
物を食うとは本来こういうものだったのだと
太古の先祖と私は共存しているような気がした」
さるきち思わず笑う。
サラリーマンNEOの「世界の社食から」というコーナーで、
インドの会社の社食を取り上げていたコトがあってね、
さるきち興味深く見てたのですが、
皆、上手なのね。
カレーがかかったご飯を
器用に指ですくいあげて食べてる。
お見事! ![]()
熱いし、水っ気あるし、
スプーンを使った方がいいのに、って思っちゃうんですけどね。
彼らも指で味わっているのだろうか。
彼らから見れば、
お箸を使うさるきちたちは、
「もったいない。指で食べる分をお箸にあげちゃって」
なーんて、思われてるんだろうか。 ![]()
さるきちたちも、赤ちゃんの頃は
食べモノを手でつかんでいたに違いない。
ご飯粒を指先でつぶして遊んでいたに違いない。
でもスプーンを持ちなさい、お箸使いなさいと教えられ、
いつの間にか、食べモノの感触って忘れちゃった。
そして、今じゃ
舌先でさえ、食べモノの美味しさを感じられなくなってる。。 ![]()
そうして、どんどん鈍くなっていく。。
楽しみや喜びまでもどんどん感じなくなっていく。。
でもね、思うの。
ヒトの身体ってうまくできているのだ。
年齢にかかわらず、ヒトは学ぶコトができるのだ。
一度失った感覚だって、きっと取り戻せるはずなのだ。
いつかさるきちも
ココロから味わって食べるコトができるようになる。
そう信じてる。
さて、今晩、手づかみでご飯を食べてみようか。
「さ、さるきっちゃ〜ん!!」
旦那サマ、慌てふためくだろうな。うしし。 ![]()
☆おススメ品☆
本業は絵本作り、と佐野氏。
でも彼女曰くの雑文も、かなり面白いんだけど。
















