それからはスープのことばかり考えて暮らした
3(トロワ)のサンドイッチが食べたーいっ!!!
この本を読めば、
誰もがそう叫びたくなるだろう。
さるきちはパン禁中であったにもかかわらず、
パン屋に駆け込んでしまいました。
フィローネにハム、チーズの
シンプルなサンドイッチ。
美味しかったけれど・・・
3(トロワ)のものは
もっと、ずっと美味しいに違いないっ。
だって、主人公オーリィの
人生観を変えてしまうほどの
味だったというのだから。
「朝から夕方まで」
3(トロワ)の店の入り口にはそう書かれていて、
注文が入ると、ご主人は厨房に赴き
いそいそとサンドイッチを作ります。
床板がみしみし鳴る
ちっちゃくて古風なサンドイッチのお店。
さるきちがイメージしたのは、
「魔女の宅急便」でキキがたどり着く街。
きっとあの街のどこかに
3(トロワ)の店がちょこんと
軒を構えていて
この小説のストーリーが
ひっそりと展開されているの、きっとね。
オーリィは古い映画に出てくる
少女に恋してしまった青年。
足繁く馴染みの小さな映画館に通う。
会社を辞めたばかりで、
所謂フリーター。
パッとしない毎日の中で、
ちっちゃいけれど奇跡的な出会いや、
パン屋の家族や大家さんとの
素朴なやりとり。
そして
名脇役的な
サンドイッチとスープ。
それが、オーリィはもちろん、
読んでいるさるきちのココロまでも
ほんわか温かくしてくれる。
そんな素敵な作品です。
さて、
過食嘔吐が再発しているさるきち。
さるきちはね、
常に何か刺激的なモノを求めていて、
それがない時間、毎日に焦燥感を抱いて、
その焦燥感を埋めるが如く
過食に身を費やす
という悪癖があるのです。
でも・・・
そんな刺激的なコトが毎日ある方がおかしいのよね。
平凡で、少し退屈くらいの毎日が、
あたりまえなのだ。
さるきちは、それをもうちょっと理解しなくちゃならない。
オーリィを見ていると、
平凡でいいんだって思えてくる。
仕事探しにあくせくしなくても、
のんびりと趣味に講じて
そのうちに、すっと、前に道が開けてくる。
さるきちも、大きく構えていればいいのだ。
今は、そんな時期なのだ、きっと。
☆おすすめ品☆
トマトスープにぴったり。
フタつきって、カワイイよね。
他にカボチャ、レモンがあります。











